2009年10月9日金曜日

運動の効用

 人間は本来は狩をして獲物を取って生活していたのではないかと言われています。そんな訳で人体は運動するように「設計」されている訳です。できるだけ「本来」に近い行動が健康のために良いとすると、運動は重要だという事が自然に理解されます。

 それではどのような運動が良いのでしょうか?これは人によってかなり違うようです。健康な人であれば、様々な運動をしてみるのが良いようですが、なにか病気があったりすると負荷が大きくなりすぎ、事故を招く事もあります。

 一般的には人体には「警報機能」が備わっていますので、「痛み」や「苦しさ」を感じない範囲で徐々に運動量を増やしてゆくのが良いようです。しかし運動の種類の選び方も難しくちょうど薬を病気と症状と患者さんの体質によって選択するように、運動も専門家「処方」してもらえるようです。

 でも、とにかく手軽に始めたい、という人は徒歩が一番でしょう。徒歩は「賢者のスポーツ」とも言われ、運動強度はそれほど高くはありませんが、人類の特徴である「二本足歩行」を活用しており、体の多くの筋肉をバランスよく使用するので、健脚であちこち歩く人は健康になる、と昔から言われています。

 ます近所の散歩やウィンドーショッピングあたりから運動を始めてみては如何でしょうか?結構楽しいかもしれませんね。

(文:窪田 敏之)

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